人気の実験教室!科学技術館「サイエンス友の会」の申し込みはいつから?



東京・九段の北の丸公園の中にある科学技術館。
その"教室"に参加できる会員制組織『サイエンス友の会』に理科男子でもある息子がお世話になりました。

まだ低学年の頃に、どなたかのブログでそういう教室があるという情報をキャッチし
息子が入会できる年齢になるまで時期を待っての入会でした。

ただこの『サイエンス友の会』、すごく短い期間しか募集をしないんです!




科学技術館って?


科学技術館(http://www.jsf.or.jp)は、日本武道館がある北の丸公園の中にあります。

地下鉄の九段下駅から向かうと日本武道館の脇を通って先に進むとあり、
竹橋駅から行くと東京国立近代美術館の前を過ぎるとあるという、東京のド真ん中。

私は40代ですが、私が子どもの頃にはすでにあった、歴史ある施設なので、
青海ふ頭の日本科学未来館(通称 Miraikan)に比べると古い感じがしてしまうのですが
展示内容は本当に充実していて面白い☆まる1日過ごせてしまいます。


入館料は、現行は大人720円/4歳以上の子ども260円ですが、
2019年の10月1日から改定されるようです。
(参考:科学技術館入館料の改定について(お知らせ)

いつ行っても、実験ショーや参加できるワークショップが開催されているので、
学校の校外学習で来ている団体もよく見かけますし、
平日、今日は開校記念日か何かでお休みなのかな?という親子グループも見かけます。


『サイエンス友の会』とは?


科学技術館 サイエンス友の会案内
http://www.jsf.or.jp/science/info/
科学技術館サイエンス友の会は、小学校3年生から高校3年生を対象とした 4月から1年間にわたって活動する会員制の組織です。

大きく分けると、
・実験教室
・自然体験教室
・工作教室
・施設見学会
があり、どのジャンルの教室でも興味があれば参加申し込み(参加は抽選)することができ、
内容もそれぞれ本格的なものです。

サイエンスとかラボとかブームで民間のお教室もずいぶんたくさん増えましたが、
中には文字通り"子どもだまし"でマニアックな理科好きっ子では満足できないものや、
やたら"お月謝"が高額なものも多いですが、
(本気モードな理科好きっ子が満足したいお教室となると、お高いことが多いですよね…)

『サイエンス友の会』のいいと思うところは、

比較的幅広いジャンルから好きに選んで受講できるところ、

ステップバイステップが必要な教室については、初心者・中級・上級が用意されていて、
先に進んでいきたい子はどんどん進んでいけるため"物足りない"ということが少ないところ、

年度の途中でも初心者教室が開催されるので年度途中から新たなものを受講し始めることができるところ、

2ヶ月くらい先の分まで掲示されている教室リストを見て参加申し込みをするので、参加の自由度が高いところ、
などなどです。

よくないと思うところ…は、私はないです。
ネット上のどこかで、「入会したものの、教室参加の抽選になかなか当たらない」と書いてあるのを見たことがありますが、
その書き込みより後に打開策が講じられたのか、我が家はたまたま当選し続けただけ?なのかわかりませんが、
希望の教室にはすべて参加ができているので、満足☆です。


入会方法は?


『サイエンス友の会』の会員期間は1年間なので、前年度の会員も入会申し込みし直しです。
前年度会員のアドバンテージがあるとしたら、翌年度の募集が始まるアナウンスをいただけたことくらいでしょうか。
メールマガジンに登録しているとお知らせがあるようなので、大したアドバンテージではありませんね。

2019年度の募集は、
募集期間:2019年1月15日 午前10時~1月30日 午後6時まで
募集対象:新小学4年生~新中学3年生 但し、新小学3年生は10月から活動する半年会員で募集。
募集人数:約400名


また、
☆1次募集にてキャンセルが出た場合には、2次(欠員)募集を行います。その場合は、2月7日(木)までにこちらのページおよび、科学技術館メールマガジンにてお知らせいたします。
と記載がありました。

募集時期は、毎年同じころです。
インターネットで入会申し込みができます。 募集対象と人数は、2018年度までとは異なっているようです。
毎年同じというわけではないのかもしれませんね。

応募が多数の場合には抽選になり、申込締め切り後1週間以内に入会の可否の連絡メールが届きます。

抽選に当選すると、手続き書類が郵送されてきます。




気になる費用は?


会員制度は、
子どもが「正会員」で保護者は「家族会員」です。

我が家が会員だった年度の入会費は、

正会員:10,800円
家族会員:5,400円/1名


でした。
が、上記は1次募集の入会費で、2次募集の入会費(正会員)は12,960円だったようです。
「家族会員」の額は2次募集でも同じ。
ここは、1次募集ですんなり入会したいところですよね~。

保護者も、それぞれ氏名を登録して会員になるので、父と母で「家族会員」証を共有することはできません。
もちろん父も母も「家族会員」になることができますが、費用がそれぞれにかかるので、
我が家は送り迎えをいちばんしそうな私のみ登録しました。

ちなみに、保護者は登録しないという選択肢もあります。
また、「家族会員」の追加は年度途中でも手続き可能です。

保護者が「家族会員」になると、科学技術館への入館が無料になるのと
親子で参加できる教室に参加できるということ、
以下の入館料が割引になるという特典があります。

「仙台市科学館」「所沢航空発祥記念館」「多摩六都科学館」「リスーピア」「日本科学未来館」「千葉市科学館」。

「正会員」である子どもも、それらはもちろん同じです。

参加する子どもの年齢にもよりますよね…完全に1人で行けるのなら保護者の付き添いは不要ですし、
入口まで一緒に行ってあげれば大丈夫なのなら、保護者は入館不要ですし。

ただ、科学技術館は位置的に、
「駅の方のカフェでお茶でもして待っていよう」というには駅までちょっと距離があるし、
その途中に頃合いのいい"待ちスペース"もないのがネックなんです。

それなら入館してしまって、"待ちスペース"がたくさんある館内で待てば、と考えました。
実際、そうやって"出待ち"している保護者の方も多かったです。


教室参加方法は?


"サイエンス友の会とは?"のところでも少し触れましたが、
参加したい教室の抽選に申し込んで、当選すると参加することができます。

ホームページの会員専用ページに、2ヶ月くらい先まで開催予定の教室が掲示されていて、そこから申し込みをします。

教室ごとに受講費用がかかり、費用は当日受付で支払います。

費用は数百円~数千円と幅があり、その教室で使用する材料などによって異なります。
例えば電子工作でラジオを作りますとなれば、相応の材料費になるわけです。

教室は、同じ内容のものが、例えば午前・午後とか〇月〇日と〇日のように数回にわたって開催されたりするので、
申込側の都合で全部の回に申し込んでおく(当選は1枠)こともできるし、ピンポイントでこの回!と申し込むこともできます。

それで落選してしまうこともあるのかもしれませんが、
年間を通じて、まったく受講することができなかった…なんてことは起こりにくいだろうと思います。

我が家の場合は、申し込んだどこかの回では必ず受講できました。
人気倍率の高いものを申し込んでいなかっただけなのかな…そこはわかりませんが。

注意点は、当選した教室の参加を辞退する場合、
設定されている辞退締切日までの辞退は可能ですが、その締切日を過ぎてのキャンセル、当日欠席にはキャンセル料が発生する場合があるということです。

キャンセル料設定がある教室かどうかも、抽選申し込みの際に見ることができますし、
毎月送られてくる【サイエンス友の会のみなさまへ】という月報(メールマガジン)にも
注意喚起や、その場合どうしたらいいか等が詳しく書かれているなど、
フォロー体制が整っていて、とても親切だと感じました☆


まとめ




息子は『サイエンス友の会』でとても楽しむことができました。
会員証は入館証でもあるので、午前中に教室が終わっても夕方まで館内で楽しんで!
数回も通ったら、まるで「庭」のようでした。笑
飽きもせず、毎回、ずいぶん長い時間付き合わされました~。

やっているスポーツの試合が続く時期には教室申込をせず、落ち着いたらまた通う…というような
時間的やりくりに自由が利くところも我が家にとっては、よかったです。

また、1階エントランスのところにある「ミュージアムショップ」でも会員証を提示すると少し割引がきくのですが、
その品揃えが、当然ですが理科系に特化していて、本から模型から科学実験キットから…理科好き小学生のハートを掴みまくりなんです。

出かける前に「今日は何も買わないよ!」と約束しておかないと危険、危険。というくらい宝箱です。

入会を考える方は、1月になったらホームページをチェック☆です。




人気の実験教室!科学技術館「サイエンス友の会」の申し込みはいつから? 人気の実験教室!科学技術館「サイエンス友の会」の申し込みはいつから? Reviewed by sakurako31 on 1/31/2019 Rating: 5
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