小5の息子の学習管理をどうしようか、と考えたときに見かけた『 勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!』。
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小さい頃から、たとえばシールを貼ってそれが増えていく楽しみをモチベーションにするとか、あれこれ"やらせる"ワザは目にしてきていますよね。
我が家でも取り入れてみたワザもいくつかあったという経験から、
小学校高学年ともなれば
子ども自身に手帳をつけさせるというのは、確かに自己管理できるようになっていくための常套手段だなと。
息子の場合は、"勉強しない子"ってほどでもないのだけれど、
「タスク管理というのはこういうことで、学習をコツコツと積み重ねるというのはこういうこと」というのをそろそろ自分ごととして考える訓練をしてもいいかもなと思いました。
ただ、我が家には大きな問題が。
とにかく書くことが面倒くさくて大嫌いな息子…
そんな息子に、手帳を書くことで学習管理させようなんて、
ますます学習が面倒くさいものになってしまうのは明らか。
ただ、この本のように自分で手帳をつけるから管理ができるようになっていく、のだと思います。
いずれは、できるようになっていって欲しいです、息子にも。
ということで、苦肉の策で息子にはアナログではなくデジタルで探すことにしました。
私自身が大学受験をした頃には想像もつかなかった便利なツールが、今はあるのですよね。
そのひとつが、タスク管理系のアプリ。
大学受験や高校受験、資格取得の勉強をしている人向けの学習管理に使えるアプリ、けっこうたくさんあるんですね!
タスク管理が軸のもの、時間管理が軸のもの、など様々。
そんな中から、小学生の息子でも使えるアプリということで我が家は『Trello』を選んで使っています。
Trello
Trello, Inc.無料posted withアプリーチ
Trelloのボードやリスト、カードを使用すると、プロジェクトを楽しく柔軟に効率よく整理して優先順位をつけることができます。
『Trello』は、ボード>リスト>カードという階層で、子どもの"やることリスト"を整理することができます。
下の画像は、我が家のある1つのボードの中。
画像に見えている、
グレー背景の3つの部分がリストで、その中にそれぞれ白い背景のカードを作成しています。
カードもリストも自由に増やせます。
いちばん小さい単位がカードで、それをリストに分けて整理したものがボードにまとめてある、という感じ。
ボードもいくつも作ることができます。
息子は小学5年生なので、子どもでも使える☆ものがいいのだけど、子どもっぽいのは息子がイヤなんです。
大人と同じものを使いこなせちゃいたいお年頃というか…。笑
(ちなみに緑色にしてある背景色も自由に設定できます!)
というニーズにもちょうどいいシンプル構造のため、管理の部分は小5の息子にも簡単に使いこなせます!
マルチデバイスで使えるので、私はPCやスマホから入力やチェックをしたり、息子は自分のタブレットで。
カードもリストもドラッグ&ドロップで動かすことができるので、学習し終わったカードを「完了」リストに移動させると、やることリストがどんどん減っていく感覚を味わえるし、カードをツイ~っと移動させること自体がちょっと楽しいみたい。
子どもの学習管理で使うとしたら、基本は「やることリスト」→「進行中」→「完了」というリストを作って、中身のカードを移動させていく感じですよね。
我が家では「やることリスト」も教科別にしたり、教科別をさらに問題集のシリーズで独立したリストにしてしまっているものもあります。
若干、使い方に統一性がはかれていない部分もあるのですが、そこは、息子と私がわかればOKということで。
『Trello』は、左右に移動させて管理する作りなので、スマホ画面で移動をさせたいときには横にして使います。
それぞれのカードの詳細を見たり書き込んだりしたいときには、スマホなら下の画像のように縦画面。
これはスマホアプリでの画面ですが、スマホのブラウザで開くこともできます☆
スマホのブラウザではドラッグ&ドロップができないのだけれど、入力はしやすい…などなど、どちらにも良さが。
ただ、PCを使い慣れている場合には、もっと広い範囲で見ることができるので、カードをいっぺんにたくさん作るときはPCからがラクかもしれません。
さきほど、「管理の部分は小5の息子にも簡単」と書きましたが、それは、カードを作るのは私がやっているためです。
アナログの手帳ならすべて子ども自身で行えるのかもしれないところとの差ですね…。
そこは難しいところだけれど、ママが手を出すから出来る細かい管理もある vs 子どもが自分でやるから力がつく、のせめぎ合いですかね。
私は現段階では前者をとったクチということで。
上のカードの画面の画像を見るとわかりますが、カードごとにデジタルならではの設定をすることができるのが、手間はかかるけれどママが手を出すメリットです。
・タグをつけることができる
・期限を設定することができる
・「やった日」を記録できる
・カードの中にチェックリストを作れる
・添付ファイルやURLリンクを貼れる
・コメントを書ける
などなどの機能があります。
例えばタグをつけておくと、子どもは大雑把にぜんぶまとめて「完了」リストに放り込んでも、カードをタグで検索できるのでママは後からでも状況を把握しやすいとか、
我が家で重宝しているのは、理科や社会では参考になる『NHK for School』などの動画をチェックしておいて、「これを見て!」的にリンクを貼っておくことができることです☆
これはデジタルならではですよね~!
ちなみにそういう情報は、息子の習い事の待ち時間にスマホでちょこちょこっと追加入力。
設定しておいた期限が過ぎてしまうと、リスト画面でその箇所が赤く表示されたり、
各カード内のチェックリストも「7/30」のように、いくつ中いくつがチェックされたかもリスト画面で表示されるという機能も。
また、下の画像のようにホーム画面では、設定した期限が近づいたカードがアラートのように表示されます。
アラート通知機能があったら、もっといいんですけれどね!
それは今のところはない模様…。
我が家では、きっと『Trello』のほんの一部の機能しか使いこなせていないだろうと思います^^;
それでも、十分、便利☆だけど、時間があるときに少しずつ他の機能も試してみようかな!
息子も、今では自分のアカウントを作って、私とボードを共有する形で学習管理ボードを利用しています。
そして彼は彼で、別の自分のボード(スポーツの自主練がテーマみたい!)を作って、使いこなしているんですよね~!
あっという間に使いこなしちゃうのは、子どものほうがよっぽど早い☆
子どもの学習管理に使ってみたら便利だったアプリ『Trello』/小学生・中学受験
Reviewed by sakurako31
on
8/01/2019
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