小学生★語彙がぐんぐん増えた生活習慣と使ってよかった問題集【生活習慣】



語彙力とは言い換える力、と何かの本の表紙か帯で見ました。
"子どもの語彙力"となると、

どれだけの言葉と出会って、
どれだけの言葉を知ろうとして、
どれだけの言葉を理解の材料・表現の材料として使えるようになるか、
ですよね。

子どもの語彙力アップに繋がったと実感できるテレビの活用法と、後編では実際に使ってよかったおすすめの問題集をご紹介します。


【幼児期~低学年】テレビも活用☆ひたすら生きた言葉のシャワーを浴びる


幼児期、"子どもにテレビを長く観させるのはよくない"ということが気になった経験、ママなら誰しもあるのではないでしょうか。

息子が幼い頃は、まだスマホが登場していなかったので、
テレビにはずいぶんお世話になりました。笑

なんだって程度の問題。
幼ければ幼いほど、一緒にテレビを見て踊ってみたり会話の材料として活用したらいい話。

低学年くらいまでは、ただ文字が並んだ問題集をなぞるより、
テレビを活用してでも
生きた言葉のシャワーを浴びるほうがだんぜん語彙増につながると思うのです。


忙しい夕方「テレビ見てて」だって有効活用



小学校に入学する頃には、ママがサポートしつつも
「学校から帰ったらまず宿題をやろうね」
「〇〇(テレビ番組)が終わったらお風呂だよ」などと
生活リズムを子どもなりに理解して動けるようになってきますよね。

ちょうど私が夕飯の支度で忙しい夕方の時間帯、
我が家ではその時間帯が息子のテレビお楽しみタイムでした。

いわゆる『テレビに子守』をしてもらう時間。

この『テレビに子守』をしてもらうこと、
そんなに悪くないよ、というこんな記事も見つけました。


「テレビ子守」子どもへの影響は小さい? | テレビ、スマホとの付き合い方を科学的に知る (日経DUAL)

我が家では、このテレビお楽しみタイムの活用も、
息子の語彙を増やすいい材料
になっていました。


おすすめはEテレ→ニュース番組の1時間

具体的に「語彙力」と意識するようになったのは3年生くらいになってからですが、 子ども番組だけでなくニュース番組を見せることは意識していました。

理解しているかどうかは、あまり問題ではなく。

というのは、赤ちゃんて大人が話しかける言葉を理解なんてしていないところから始まっているじゃないですか。

わかっていようがいまいが、話しかけますよね。
そのうち赤ちゃん自身が言葉を発するようになる。
わかってきたら「ワンワンだねぇ」と覚えていく手助けをしていく。

それを年齢が上がっていっても続けていく、と考えたら、
実際の我が子の理解よりも少し先のものも与えていくということになったのです。

年長さんくらいからかな、
Eテレの『天才てれびくん』を観てそのあとテレ朝のニュース番組にチャンネルを変えるという流れになったのは。

別にその前の時間帯の『忍たま乱太郎』を観たいときは観ていましたよ。
ほかにも、『ドラえもん』を観る週もあったし、いろいろです。

でも必ず夕飯前~最中はニュース。
(我が家は朝も晩も食事中には大抵ニュースがついています…^^;)

息子は、いくつかの県名と地図上のだいたいの位置は天気予報で覚えました。笑

また、画面に映ったテロップや字幕スーパーから、視覚と聴覚でどんどん言葉を覚えていきました。

番組の内容に応じて変わっていくテロップのスピードにも自然と慣れていくんですよね、子どもって。


ママはひたすら辞書になる

ニュースを観て息子が「ママ、GDPってナニ?」と聞いてきたのは1年生のとき。

小学1年生の日常生活にGDPの知識が必要になることは全くないでしょうが、
どんなに難しい言葉も噛み砕いて説明してやりました。

一緒に辞書を引いて読ませたこともありました。
図鑑を開いてみたこともありました。
手を抜いて、スマホで検索したこともありました。

息子の頭の中のどこで点と点が繋がるかわからないから!

わりと早くからニュース番組に慣れていたせいで、
日本は法治国家なんだということを知り、
社会情勢や経済もなんとなく"かじり"、
最近では「社会主義と共産主義って同じ?」と聞いてきた息子。
あえてお勉強して語彙や知識を増やそうとしなくても、
日常生活の中で見るもの聞くもので自然増していく部分があると実感しています。

子どもって、よくそんなことまで記憶できるわね!ということまで覚えてしまったりしますものね。

子どもだから子ども向けのアニメ番組、と、わざわざ範囲を狭めてしまうことなく
ニュースでなくても、興味を持ちそうな番組を選んで見せてあげるのは効果的
です。

そして、家事をしながらでも、その後のお食事タイムにでもいいので
テレビで観た内容を子どもが「あぁで、こうで…こうなんだって!」と話してくれれば。
ママはひたすら辞書になるか、子どもに先生役になって話してもらえばいいのです。

おすすめは「ママ途中までしか見られなかった…あのあと、どうなったの?」。
子どもに後半の内容を説明させるのが、子どもに話させるいい方法。

最初のうちは、何を伝えたいんだかサッパリわからない説明しかできませんけどね~笑。
「ん?それは誰が?」
「えっと、それは何を?」
たくさん質問もしてあげながら聞いてやると楽しそうに話してくれますよね!


大丈夫。「テレビで見た」ことも立派な「体験」

子どもらしさとか年齢に応じた体験は、
学校でのお友達との実際の生きたコミュニケーションから学んで帰ってくるので大丈夫です。
そういったものは、もともとテレビ番組から学ぶことではありません
しね。

子ども同士や親子の会話ではなかなか出てこない言葉は、
語彙集に書かれた単語として学んだところで、ピンとは来ないでしょう。

実際にテレビの中の人がニュースやコメントとして話している「文例」に何度か触れることで感覚的に覚えていきます。
さらにその話題で親子のやり取りがあったら、もっと理解が深いものになっていく
でしょう。

子育てには「体験が大事」といいますよね。
遠くまで行って虫取りしてみるとか飯盒炊飯してみるばかりが「体験」ではありません。

どんどん知らない言葉と出会って、
その使い方に触れる「体験」を日常生活の中で与えることも、子どもの"世界"をどんどん広げていきます。

それがテレビからだったとしても、何ら問題はないと思うのです。

頭の中のどこで、いつ、点と点が繋がるかわからないから、
子どもが興味を持ったことは勿体ぶらずに何でも教えてやる。


すると、本当に、子どもの頭の中で点と点が繋がる瞬間に出くわすことがありますよ。
大きな声で「あぁ〜!!そういうことかぁ!」とか「それって、こういうこと?!」と繋がったときの
子どもの、なんとも言えないスッキリした表情、目はキラッキラです!

小学生★語彙がぐんぐん増えた生活習慣と使ってよかった問題集【生活習慣】 小学生★語彙がぐんぐん増えた生活習慣と使ってよかった問題集【生活習慣】 Reviewed by sakurako31 on 9/02/2019 Rating: 5
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