子どもの語彙を増やすには、いちばんは生きた言葉のシャワーをたくさん浴びること。 そのツールのひとつとしてテレビだって使いようで立派な学習ツールになりますよ!と我が家の例を前編で紹介しました。
後編は、小学生になったら少しずつ取り入れたい、使って良かったおすすめの語彙問題集をご紹介します。
【使ってよかった問題集】
◆【低学年】すきま時間にちょい読み☆コレなら楽しめる語彙の問題集
◇語彙の問題集 はじめにやりたい1冊はコレ
◇暇つぶし感覚で取り組む程度がちょうどいい
◇復習不要。サラっと一巡するだけで十分
◇中学受験につながるシリーズなのがいい!
◇3年生から始めるならコレがちょうどいい☆
◇4年生で中学入試レベルが完成!?
前編【生活習慣】
◆【幼児期~低学年】テレビも活用☆ひたすら生きた言葉のシャワーを浴びる
◇忙しい夕方「テレビ見てて」だって有効活用
◇おすすめはEテレ→ニュース番組の1時間
◇ママはひたすら辞書になる
◇大丈夫。「テレビで見た」ことも立派な「体験」
◆【低学年】すきま時間にちょい読み☆コレなら楽しめる語彙の問題集
◇語彙の問題集 はじめにやりたい1冊はコレ
◇暇つぶし感覚で取り組む程度がちょうどいい
◇復習不要。サラっと一巡するだけで十分
◇中学受験につながるシリーズなのがいい!
◇3年生から始めるならコレがちょうどいい☆
◇4年生で中学入試レベルが完成!?
前編【生活習慣】
◆【幼児期~低学年】テレビも活用☆ひたすら生きた言葉のシャワーを浴びる
◇忙しい夕方「テレビ見てて」だって有効活用
◇おすすめはEテレ→ニュース番組の1時間
◇ママはひたすら辞書になる
◇大丈夫。「テレビで見た」ことも立派な「体験」
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【低学年】すきま時間にちょい読み☆コレなら楽しめる語彙の問題集
語彙にしても音読にしても、低学年のうちはとにかくイヤにさせない。これ鉄則。
一度下がってしまった子どものモチベーションを戻すのには、本当、手を焼きますもんね。
語彙の問題集 はじめにやりたい1冊はコレ
息子が1年生~2年生の間に取り組んだのが、
『10才までに覚えておきたいちょっと難しい1000のことば ジュニア版』。
ドリル形式の『1000のことば』の文字通りジュニア版で、小さい子向けに"取っつきやすい"内容にしたもの。
語彙の学習を嫌がらずに続けたのは、半分がマンガのこの問題集だったからでしょう。
漢字には読みがながついていて、
すべての見開きが、左ページはマンガとクイズになっています。
マンガといっても2コマで、
私からすると「おもしろいかぁ??」という程度のものなのですが、息子にはウケていたみたいで。
タイトルの "10才までに覚えておきたい" を参考に、「3年生修了までに終わればいいわ~」というのんびりペースで取り組みました。
暇つぶし感覚で取り組む程度がちょうどいい
低学年の間は、決まった学習の時間の中にあれもこれも詰め込むこと、なかなかできないのですよね。
それで我が家は、語彙の学習は "移動のおとも" にしました!
小さい頃、お出かけ時の七つ道具かのように小さな絵本をバッグに忍ばせておきましたよね。あんな感じ。
それを言うにはA5判で厚み3センチもあるこの問題集は、大荷物なのですが。笑
そして、右ページには鉛筆が必要なので、それも持ち歩く必要があるのですが…。
習い事に向かう途中の電車の中で。
外食の際、ちょっとした待ち時間に。
別に外出先でしか読んではいけないわけではありませんよ。笑
「やることないなぁ~ナニしよっかなぁ~…」なんてときに差し出したり。
2年生になってからは、
疲れてしまって予定していたドリルなどの学習ができなかったときに「じゃぁ、"1000のことば" だけ少しやろうっか」としたり。
息子も「"1000のことば" なら、いいよぉ~」と受け入れられる問題集、そんな位置をキープさせておきました。
復習不要。サラっと一巡するだけで十分
前編の【生活習慣】のように、日常生活で生きた言葉のシャワーを浴びていれば、
中高生が単語帳で英単語を暗記するような学習や、復習のようなものは低学年のうちは不要、で大丈夫でしたよ。
読書やニュース番組などからどんどん言葉を吸収している子にとっては、
『10才までに覚えておきたいちょっと難しい1000のことば ジュニア版』は、聞いたことのある言葉の確認にちょうどいいかもしれません。
息子の場合はそれに近かったです。
が、
親としては、どの言葉を知っていてどの言葉を知らないかまではわからないのです。
こんな(意外な)基本的な言葉を知らなかった、なんていう穴もある可能性大ですし。
だから言葉が進んでいる子にも、やっぱり確認できる問題集はあると安心。
この問題集ではじめて触れる言葉が多いお子さんにとっても、コレなら負担なく楽しみながら取り組めるはず。
どんどん新しい言葉と出会って、あとは実践あるのみです。
なんとなく意味がわかった程度で十分。
"ちょっと難しい" といっても、この問題集に出てくる言葉たちは、
日常生活の中にあふれています。
めったにお目にかからないレベルの難しい言葉までは、まだ出てきませんから。
「この言葉、こういう意味だったんだぁ~〇〇ってことかと思ってた!」なんて発見、息子もよくしていました。
私が思っているより、子どもって色々なことを覚えているものなんですよね。
学んだ言葉の知識が実生活で役に立つという成功体験を積み重ねていける、
「それ知ってる!」を実感することができるのが、この問題集の楽しめるところです☆
10才までに覚えておきたいちょっと難しい1000のことば ジュニア版
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中学受験につながるシリーズなのがいい!
『10才までに覚えておきたいちょっと難しい1000のことば ジュニア版』の巻末を見ると、
シリーズの語彙問題集が紹介されています。
それを見ると、
中学受験を視野に入れているママならどこかで耳にしたことがあるだろう、
『中学受験必須難語2000』と同じ著者のシリーズなのだとわかります。
『1000のことば』がタイトル通り10才までで、『難語2000』が4年生~6年生用という具合。
中学受験を見据えて、いずれ『難語2000』に取り組みたいという場合に、
他社の問題集にシフトするよりは、重複も少ないでしょうし、良いですよね。
ちなみに、『難語2000』にいく前に、
『ちょっと難しい1000のことばジュニア版 追加456語―12才までに挑戦編』というのがあります。
それをやったあと、『難語2000』に取り組み、
5年生までに終わらせる…が中学受験組の理想らしいですね。
中学受験必須難語2000(小学校4~6年生用)
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ちょっと難しい1000のことばジュニア版 追加456語―12才までに挑戦編
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3年生から始めるならコレがちょうどいい☆
我が家は『1000のことば』が2年生のうちに終わってしまうのが見えた時点で、
追加版の『ちょっと難しい1000のことばジュニア版 追加456語―12才までに挑戦編』に進もうかどうか検討。
大して深い考察ではないのですが、
「このペースだと追加456語はあっという間だな…」
「3年生のうちから次の『難語2000』は表紙の "中学受験" の文字が重い…」
「お! "3年生から始めたい" 問題集があった!」
これがまたご縁で。
国語専門の塾というのはどんな感じなのかな?と、あれこれ見てみたときにチェックしていた塾主宰の先生監修の問題集だったのです。
こちらが勝手に思う一方的なご縁ですが。笑
ホームページの内容も息子の国語学習の参考になり、良さそうな塾だなと感じていたので
インスピレーションですかね。
それで鞍替えすることにしたのが、『語彙力アップ1300 1 小学校基礎レベル』。
語彙力アップ1300 1 小学校基礎レベル
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この『語彙力アップ1300』も漢字には読みがながふってあり、
こちらは1ページ1ページ切り離せるようになっています。
切り離したら、
折って隠して確認学習ができる、というように作られています。
ズボラな我が家は切り離しもせず、折りもせず…でしたが(すみません)。
そして、またまた大して深くない考察ですが、
「10歳までの『1000のことば』と3年生(9歳)からの『語彙力アップ1300』なら、重複している言葉があるはず!」
「ということは、コレに鞍替えすると必然的に9〜10歳の分は復習することになる☆」
(復習を「させる」必要はないけど、子どもがそうとは気づかないうちに復習していることになる!のはママの悪だくみ☆)
『語彙力アップ1300 1 小学校基礎レベル』にはマンガのようなお笑い要素は描かれていませんが、
すでに『1000のことば』で "語彙学習=イヤなものではない" という感覚が身についた息子はスムーズにシフトすることができました。
『1000のことば』のとき同様、疲れちゃった日の学習は
「"1300" なら、いいよ〜。やる。」でいけました。
4年生で中学入試レベルが完成!?
『語彙力アップ1300シリーズ』は、1日1枚(両面)進めていくと、108日間(約3か月)で終わる仕組みになっています。
1章がDAY1~6で構成されていて、DAY6は毎回「特集ページ」。
この「特集ページ」の内容のイメージは、国語辞典のところどころにある囲みネタのような。
"年齢に関する言葉" とか "ことわざ" とか。
そのDAY6には挿絵が描かれています。
"3年生から始めたい" ①の小学校基礎レベルと "4年生から始めたい" ②の中学入試完成レベル。
そんなにカツカツにやらずとも、4年生が終わるまでに中学入試レベルの語彙力が完成してしまう予定…って、なんかスゴイ。
スタートがちょっと出遅れても、高学年になってから補強しようと遡ることにするのでも、「1日1枚で3か月で終わる」というのは取り入れやすいですよね。
私自身は、早く終わっちゃったらどんどん次の問題集を探してきて他のものをやるほうが語彙学習に関しては良いだろうと考えますが、
じっくり取り組みたい派なら、1冊を2巡しても。それでも4年生のうちにこの2冊は終わってしまいますね☆
『語彙力アップ1300シリーズ』ということでは、あともう1冊、③の『語彙力アップ1300 【3分野別・総まとめ編】』があります。
5年生になった息子は、③には進まず別の "言葉の知識" 系問題集に取り組んでいるので、実感をお伝えすることはできないのですが。
③は『「知識をいかに点数に結びつけるか」をテーマとし、実際に聞かれる問題形式で練習する』(Amazonより)そうです。
こちらも3か月で1冊のようなので、6年生になったら総まとめで取り組んでみようかな!
◇語彙力アップ1300 1 小学校基礎レベル
◇語彙力アップ1300 【2 中学入試完成レベル】
◇語彙力アップ1300 【3 分野別・総まとめ編】
小学生【おすすめ問題集】語彙がぐんぐん増えた生活習慣と使ってよかった問題集
Reviewed by sakurako31
on
9/02/2019
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